『タラレバ』
たらればだなって思った
日常は常にずっと動いてて
その瞬間瞬間にも未来は現実になって
現実になったかと思ったらもう過去になってる、流れるように
あんなに恋い焦がれた未来が現実になったのに呆気ない
そっけない
味気ない
自分てこんなに簡素な人間じゃなかったはずなのに
表現の仕方がわからない
好きなのに
見守ってるみたいで
好きなのに
いらないみたい
付かず離れずでいよう
できるだけ長く続くように
ラインのやりとりは2〜3回のラリーのあと私の方から終わらせたのに
真夜中にスタンプをわざわざ送ってくれるのはただの君の優しさなのか
少しでも私を想ってくれてなのか
できるだけ素直に返そう
愛情も感謝も温もりも
強くなろう
心も身体も
心が特に問題だ
もっと心に余裕を持ちたい
頑張りたい、色々。
人間的にも知識が欲しい。
女としてももっと綺麗になりたい。
時間がない時間がない。
もっともっともっと頭良くなりたい
もっともっともっと高みを目指したい
もっともっともっと自立したい
ちいさなチープな自分じゃダメだ
いつかは君もいらなくなりたい
『拙い両想い』
僕らの関係はまだ儚い
儚くて儚くて
フワッと包み込んで
オブラートにくるんでおかないと
大切に大切に
細心の注意を払って
丁重に扱わなければ
もう原型すらとどめられなくなりそう
すぐに破れて萎んでしまいそう
土台がしっかりしてるつもりだったけど、
実際のところ蓋を開けてみれば
なんて脆く薄い透明なガラス細工なんだろう
肺に呼吸を入れても入れても
なんて息がし辛くて
なんて息が詰まるんだろう
猫になりたい
そしたらもう少しだけ君に構ってもらえるのに
ままならないね、
君も僕も、
この恋も、
君の辛さに添えない今が
君の心に添えない今が
君と共有できない今が
僕には1番辛いかもしれないや
『夢のような…』
『夢のような』
『Material』
即物的に物事を捉えたら、
至って簡単に辿り着いてしまうような答えを
どうしてまた
いつの時代も僕らは、
主観で事実を捻じ曲げ、そこに少しの希望的観測を交えながらも淡い期待を捨てられずに現実をいいように着色していくのだろう。
もう底が見えそうな真実を
もう抗いようのない真実を
そんなはずないなんて焦って惑って、
自分の都合のいいように現実を捻じ曲げて、
それでもそれはもう淡い期待だったなんてそんなの根底ではわかってるくせに。
ふと立ち止まって、人生の意味について考えると
なんで人は、生まれて死ぬのか。
結局死ぬくせになんで生きるのか。
今自分が欲しいもの、
叶えたい夢、
理想としてる未来、
それらを手に入れたところで結局死んでしまう。
全て無に帰すことになる。
だとしたら何故、こんなにも今現在生きている私たちは目的を持って、目標を持って、 生きているんだろう。
何か目的や使命があって、それを果たすために生きている。
だとか、
神に生かされてるから生きてる。
だとか、スピリチュアリズムで語る人もいれば、
人生に意味なんてない。
だとか、
ただなんの意味もなく生まれたから生きて、ただなんの意味もなく命が尽きるから死ぬだけなんだとか。
そういう即物的なものでしか見ない人とか。
欲望も葛藤も
自身の中で混ざり合って
保身も妥協も
自身の中絡まり合って
夢見て走って転んで嘆いて
それでも進めるのは何かをそこに
辿り着いた先に期待するからだ
希望的観測の中で闇雲な
ただただ闇雲な道中を
真実ってなんだろう
目に見えてないだけのものかもしれないのに
偽りってなんだろう
自身が信じて疑わないだけのものかもしれないのに
そこを推し量る差異は何だ?
判断する材料は誰だ?
善と悪とその2つでしか見てはいけないなら他のものはどうして存在してるのか
どうしてその物事は意味を以っていて
どうしてその事柄は起こるのか
そこにはやっぱり即物的な物理的な物事では推し量れない人間の心というもの自体が存在するからだろう
いい悪いだけで判断してはいけない
いい悪いだけでは決して判断してはいけないんだ
僕のものであってもいけないし
誰かのものであってもいけない
いけないんだ。
『例えようのない言葉たち』
『疲れた』
今までは、当たり前だったことが当たり前じゃなかったんだなって気付く。
週3が週2になったって嘆いてたけどなんて
なんて贅沢な嘆きだろう。
それだって充分だったね。
顔を見たい。
姿を見たい。
声を聞きたい。
LINEしたい。
会話したい。
会えなくて辛い。
時々堪らなくなる時がある。
好きだっていう感情も記憶も千切れちゃえって思う。
千切れないなら私はいつこの感情から解放されるんだろう。