『拙い両想い』
僕らの関係はまだ儚い
儚くて儚くて
フワッと包み込んで
オブラートにくるんでおかないと
大切に大切に
細心の注意を払って
丁重に扱わなければ
もう原型すらとどめられなくなりそう
すぐに破れて萎んでしまいそう
土台がしっかりしてるつもりだったけど、
実際のところ蓋を開けてみれば
なんて脆く薄い透明なガラス細工なんだろう
肺に呼吸を入れても入れても
なんて息がし辛くて
なんて息が詰まるんだろう
猫になりたい
そしたらもう少しだけ君に構ってもらえるのに
ままならないね、
君も僕も、
この恋も、
君の辛さに添えない今が
君の心に添えない今が
君と共有できない今が
僕には1番辛いかもしれないや