『タイムリミット』
胸がいたい。
君を想うと胸がいたい。
好きで、好きで、心臓が、呼吸が、
苦しい。
眉間に皺が寄るほどに。
切ない、苦しい。
君の全てを知ってるわけでもないのに
何故こんなにも大切に思ってしまうんだろう。
愛おしい。
愛でたくなる。
君は隠してるつもりでも、
やっぱり君を好きな私としては気付いてしまうんだ。
何が君の自信を奪ってしまうのだろう。
何が君の心を殻に閉じこめたのだろう。
何だっていいんだよ。
君はそのままでいい。
そのままを私は愛せるから。
そのままでいい。
泣いたっていい。
めげたっていいんだよ。
また次に這い上がる為に
一度低くしゃがんでから勢いをつけてバーっと飛び出す鳥のように
今は飛び立つ前だから。
しゃがんで小さくなって、
縮こまって、意固地になって、
よろけたって、挫けたって構わない。
いつかはそれだって大切なプロセスになる。
それから準備が整ったら、
また飛び立てばいい。
ゆっくりと、君のペースで。
ゆっくりと、確かな歩幅で。
時に後退したって、それでも前へ進めるんだ。
やめなければいい。
歩くのをやめなければいい。
一歩を踏み出せないなら、
その踏み出そうとする気持ちだけだっていい。
もう君の近くで、
見ていられなくなるけど
もう君の姿を、
側で感じられなくなるけど
朝のひと時は、
なくなってしまうけど
君がいないなんて、
考えられないけど
辛いな、泣いちゃうな。
その日が来たら
私…どうなっちゃうんだろう。
離れていった君を想って泣くのだろうか、
もうそこにない君の姿を探すのだろうか、
残像を目蓋の裏に貼り付けるのだろうか、
そんなことはどうでもいい。
そんなことはどうでもいいから
君が新天地で、
楽しく過ごせますように。
君が少しでも、
幸せでいられますように。
祈るしかできなくてもどかしい。
もどかしいけど。
タイムリミットが来てしまった。
とうとうタイムリミットが来てしまった。
いつか“その日”は来ると思ってたけど
自分の想定外の思いつきの動きによって
きっと歯車は“その日”から傾いて早まってしまったのだ。
タイムリミットはもう僅か。
【それでも尚、、、】
それでも尚、
僕は君が好きなのです。
君は
無口でぶっきらぼうで、
頑固で気難しくて、
人付き合いが下手で、
人の分まで動いちゃって、
なのに気づかれなくって、
人の痛みに敏感で、
人の心にふわっと寄り添う。
胸の痛みを緩和させてくれるその共感力とか人間じみたところとか
強がるところとか弱さを隠すところとか不器用なところとか
人に無理に好かれることもせず、
仲間のために怒れたり、
なんて人間味があるのだろう。
いつもふわふわとゆるゆると
掴んだかと思えば指の間からすり抜けて
昨日まであんなに近づいたと思ったのにもう実体がない。
そんな君を、雲だと思う。
そんな君を、魅力的だと思う。
初めて逢ったのは、
去年の3月頃で初対面なのに初対面の感じがしなくて不思議だった。
マスクをしてた君は、スラッとした背丈に気怠そうな空気を纏ってた。
最初の印象はそれだけだったはずなのに
いつの間にかその数ヶ月後の5月にはこんなにも惹かれる存在になっていたなんて。
君に惹かれてしまったばっかりに、
知らなくていい感情も知ったし、
初めての感情も知った。
この感情が正直なんなのかわからないのだけれど、
君を知るまではなかった感情だというのは確かだ。
君に惹かれてしまったばっかりに、
幾多もの眠れぬ夜を泳いで、
幾多もの滑る雲を見上げて、
幾多ものあまねく星々を数えた。
馳せた想いは幾重もの切なさを編んだ。
織っても、織っても、
未だ尚、完成することのないこの想いの行く宛を
自らの心臓ながら、自らの感情ながら、
そんな僕でさえわからないのだから仕方ない。
君と数分すれ違うだけなのに、
僕はどれだけの歳月、3時間前に起きて身なりを綺麗に整えてきたことか。
君と朝、一言でも話せるか話せないかで
どれだけ僕の心は一喜一憂してしまうことか。
本当になんで君なんだろう。
もっといっぱいいたんだ、
君がいなかったら。
もっともっといっぱいいい人はいたんだ。
なのに、
なんで君なんだろう?
なんで僕はこんなにもあの人じゃなきゃダメなんだろう?
君を好きな理由なんて考えたって意味がない。
君が誰にどう言われてたって好きなんだ。
バカだなって思う。
本当に。
なんて不毛な恋なんだろう。
君を想って胸を痛めたって、
泣いてしまいそうな夜を浮き彫りにされたって、
君の前でそれを出せない。
君の前で僕を出せない。
君の前で本音を語れない。
照れた顔も見せれない。
君を前に手も足も出ないんだ。
近付きたいのに、
近付いてはいけない人のような。
でも一緒にいると安堵して心から落ち着けるような。
こんな不毛な恋はするもんじゃない。
こんなにも胸を締め付ける君への感情を、
僕はどう扱えばいいのかわからない。
わからない。
恐らく、この先ずーっとわからないのかもしれない。
いつ終わるのかも、いつ覚めるのかも、
全く見当もつかないけれど
当分の間、きっと僕はこのままだ。
きっと僕は君を好きなままなんだ。
『9ヶ月はもう立派な臨月です。』
『アバンギャルド』
どうも、
最近三度の飯より米が好きすぎのあまり夕飯の茶碗が丼サイズで米騒動寸前のM田です。
先週の土曜は友達と原宿に行ってきた。
何年ぶりかに降り立つそこはやはり人間密度が高く、テリトリー内を死守しながら進んだ。
“オサレな街”の喧騒は人混みを見れば見るほど、もはや何を基準としてオシャレっつってんのかわからへん。
アバンギャルドな街路地には、
アバンギャルドな人たちが集まっていた。
あまり使わないように自制をかけたかったけど…結局1万五千円ぶっ飛んだ。
スピンズはいい。
やっぱり古着系が好きなんだな。
黒いタートルネックと格子柄のパンツ、
あと少しだけ前衛的に攻めた柄シャツ。
友達が選んでくれたシャツの柄は、ほんとにしっくりきたからすごい。
アクセも買った。
小ぶりのネックレスとイヤーカフ。
もうひとつかわいいネックレスあって正直、
めちゃくちゃ迷った。
それからカフェに入った。
夜はバーに変わる形式みたいで長いカウンターとそれを取り囲むようにテーブル席がいくつも用意されていた。
美味しそうな軽食のメニューに気を取られたけどとりあえずいつものアイスコーヒーで喉を潤した。
それから友達と向かい合わせで色々な話をした。
恋愛の話とか職場の話、自分の内面のコンプレックスな部分の話とか…
話に花が咲いて終いにはそこに似つかわしくないような会話になっていて
やっぱり何年経ってもこの組み合わせは、
女子校卒のかざつさが色濃く残る。笑
もうあそこの店には行けないな。笑
(会話が会話だっただけにw)
夕飯を食べようとお店を探してたところで、
ふらーっと見たことのある小さな扉があった。
以前ヒルナンデスでロケされてた『水曜日のアリス』という不思議の国のアリスをモチーフにしたコンセプトショップだった。
行きたいと思いながら原宿すらも嫌煙してたから結局行くことはないだろうと思ってどこにあるか住所も何もわからずに結局それ自体忘れてた。
なのに突如として現れたそれにテンション上がって乱入した。
女性のドアマンが立っていた、それすらかっこいい。
お土産用として水曜日のアリスでチェリーパイ味の『ドリンクミー』ソーダと
青と白のキャンディーボトルを買った。
宝石みたいなその色は、きっと食べるのもったいないからしばらくは観賞用。
あのお店の雰囲気ごと欲しいと思った。
夕飯は大戸屋に行った。
渋谷に降り立ったのに、わりとオーソドックスなチェーン店に入るところがもうこの2人。笑
まぜそばの店もいいよねー、とか色々よそ見しつつ結局そういうところって落ち着いちゃう。笑
昔話と家族の話をつまみに鯖の塩焼き定食にがっついた。
米の小盛りも追加注文。
ご飯を終えて手持ち無沙汰はドリンクバーの飲み物でごまかして。
色々な悩みがあって、色々な友達がいるけど、
赤裸々にその深い部分まで話すのは、
やっぱりごく一部。
電車に揺られて帰る頃には、
日頃のストレスすら緩和されたような清々しい疲れと、
新しい自分を開拓すべく買ったスピンズの買い物袋を揺らしながら家路に帰りましたとさ。
『或る自尊心の形』
『お引っ越すのです』
どうも、私です。
はじめましてのくせにやたらと“毎度お馴染みの〜”感を醸し出しまくりの初投稿でお送りさせていただきます、私です。
といいましてもこことは別でブログ書いてたんですけどね。
な〜んか気に食わんというか…
そこのサイトの文字数を優にオーバー気味だったM田は編集(文字数カット作業)と記事の紛失を重ね重ねやるうちに文章を書くこと自体に嫌気が差しそうだったのでやむおえなく他のブログで書いてみようそうしようと意気込んでこちらに参上つかまつりました。
ので、
以後お見知り置きを。
初投稿なので今回はとりあえず手短にパパッと済ませます。
なぜブログをはじめたかについて説明すると、
こんなに毎日溢れんばかりの事柄が起きてはすぐに過去になってゆき、同じ日なんて二度とないのに淡々と過去になるばかりか追憶に消えてゆくだけというのがやるせないのです。
感性も感受性も日々の日常に溶けてなくなりたくないのです。
私は私を見失いたくないのです。
何らかの形でありありと過去に感じた感情と一緒に存在し続けたいのです。
大人になると薄れてしまう感覚を、
僕は僕の中にいるもう1人のM田少年と一緒に存在し続けたいのです。
追憶の中の在りし日のM田少年に語りかけながらセンセーショナルな感覚を研ぎ澄ませていたいのです。
なーんて厨二くさい文章ってわりとうすら寒いと思いながらも読んじゃうよねって話。
近頃、茹だる炎天下に
体の表面が溶けてしまいそうな感覚を拭えないですが…
だからって暑い暑いと文句を垂れるのはやめましょうみんな。
『溶けたっていいじゃないか、
夏だもの
えむを。』
さぁ今回はとりあえずこの辺で、
ばい茶。