M田の日記

M田の日常と1/3の純情な感情を綴る日記

『至福の誕生日』



どうも、最近始めたばかりの筋トレを毎日やるより週2〜3回がいいらしいと聞いてから実践してますが逆に少々サボり癖がつきそうで焦ってるM田です。


今月9日の土曜日は、

私の28回目の誕生日でした。


今月で付き合って3ヶ月になる彼とは、仲は良いけどこっちから告った手前私の優先順位なんか低いかと思っていたので今回の誕生日ですら昨今の日本がこんな感じだしせいぜい良くて「おめでとうございます!」LINEか、まぁ悪くて忘れてるだろうなぁ日にち聞かれたの2月だったし。って思ってた。

何なら後者の可能性濃厚だなーとか思ってた。

コロナの影響でバイトさん使えない分の仕事の負担掛かって忙しいみたいだし、LINEすらも控えてたし。

そんな矢先に4日の夜に彼から突然LINEがピロンて入って9日空いてますか?て文字見た瞬間にもう転げ回ってケータイぶん投げた(⚠︎嬉しい表現)。誕生日覚えてくれてたこと自体嬉しかったけど会う約束ができた。


もう約束の日の4日前だったけど、急ピッチで体重を1キロ近く落とした。(←そのくらいじゃあんま意味ないw)

ずっと最近まで持っていこうか悩んでた差し入れの作り置きおかずを作ることにした。

人に渡すようだしなって思って新しいタッパーとジップロック食材を買い込んで、少しでも美味しいって言ってもらえるように色んなレシピ本とネットとYouTubeをサーフィンしまくった。←w

服も隣町まで買いに行った。

それから外出自粛になってからいつ会えるかわからなかったからと気長にのんびり作っていた手作りマスクも折り目のやつと立体マスクと両方作ってて立体の方が作り始めだったから急ピッチで作業を進める。

肝心の彼からは、前日になっても連絡がなくて(忘れてるのかな?直前でめんどくさくなったのかな?作るのやめようかな)って思ったけどまぁデート自体なくなったとしても作っとけば夕飯になるしと思って作りはじめた。

途中で気付いたら23時過ぎにラインが来ていた。

いつも会う約束は大体夕方頃だから余裕ぶっかましてたけど当日はお昼の12時半待ち合わせの指定だった。

えぇぇぇ早ぇぇぇっっ!!!早く作っちゃわないと!!!って焦ったけど

よっしゃ!ってまた気合いが入った。

夕飯のあと、お兄ちゃんがいる時に作るとすぐに食べられちゃいそうだから出来るだけ遅くに作った。

12時ピッタリにLINEの電話が鳴った。

中学時代からずっと仲のいい友達からおめでと電話が来てそのまま料理しながら話をした。明日、楽しんできてね!って言われて電話を切った。

23時に作りはじめて作り終えたのは1時だった。(作るの遅い)

くったくただったけどとりあえずタッパーに詰めるとどことなく達成感に包まれた。

そのあと急いでお風呂に入った。

服を脱ぐ時に漂った調味料の匂いと油の匂いに何故か明日の彼の顔に想いを馳せた。


お風呂から出て筋トレとストレッチをした。明日、1ミリでも彼に可愛いと思われるように。

寝ようとしても気が張ってるのか眠れなかった。

早く寝なきゃと思えば思うほど寝れなかったから起きてそのまま立体マスクの製作に及んだ。

それから少しだけ仮眠をしたけどそのしわ寄せのように目の下にはクマ🧸ができていた。

(なーんてかわいいくまちゃんなんだ。)

数時間前の自分をめちゃくちゃ恨んだ。

結局立体マスクは諦めた。

前日お風呂に入ったけどまた朝風呂に入った。なんなら夜中に入ったから数時間前の出来事だ。でも入った。


入念に髪も身体も顔も保湿して手入れのあと服をあーだこーだ言ってメイクして髪も火傷しながらストレートにしてそうこうしてるうちに時間ギリギリになったので母にチャリを借りて漕ぎまくって駐輪場に止めて急いで駅に向かった。

息を整えながら待ち合わせ場所に行くともう彼の後姿があった。

嬉しくて抱きつきそうになったのを必死で堪える。

後ろから静かに近付いたからまだ彼は気づいてなかった。

この瞬間が1番胸が高鳴る。

驚かそうと思ったけど、寸前で肩を叩いた。

振り返る彼の顔を見て、久しぶりの再会に一気に高揚感が膨らんだ。

マスク越しに彼が笑ってるのがわかった。

あ久しぶりです!って軽い言葉を交わすと

「前髪この前より伸びて今のストレートに似合うよ」とか「あれ、痩せた?」とか服装とか髪型とかに気付いてくれて褒めてくれた。

私の手に持っていた大荷物を見てたので、

「これ、作ってきたんです。作り置きにしてもお弁当に入れてもいいかなって思って!」って言った。

そしたらすごい満面の笑みでありがとうございます!っていいながら重いでしょ?持ちます!って持ってくれた。

優しい。

大好きボルテージがMAXになる。


「今こんな状況だからどこもテイクアウトになっちゃってて…俺んちでもいいですか?」って唐突な彼宅訪問に急に心臓が跳ね上がった。

うん、いいよーとかわーい!とか答えたけど内心ワクワクドキドキというかワタワタバクバクだった。


電車に2人で乗るのもなんか新鮮だった。

彼宅の最寄りの駅に着いて、予約してくれてあったオードブルを2人で取りに行った。

2種類も頼んでくれてあって2人で食べるには結構大きめだなって思った。

歩きながら好きなお菓子の話とかほのぼのお話した。

チョコ系がすき!チョコあんぱんがすき!とかポテチはコンソメパンチだとか話してたらコンビニに寄ろうって言われて森田さんの好きなお菓子買いましょって。

でもコンビニにはなくって飲み物数種類とコンソメパンチとトッポと少し買い込んだ。

歩きながらお寿司屋さん見つけたら

あ!失敗したなぁ、お寿司の方が良かったかぁ。じゃあ今度ですねとか言って何気ない話の中に自然に次があるのが嬉しい。

今までは会う時は嬉しいけど今度はいつ会えるんだろうとかまた2人で会ってくれるのかな?とか考えてたから。

彼の家に着くまえに何匹かぬこも見て、その子の後ろをついていこうとしたら止められた。笑


彼の部屋に入った。

こじんまりとした6畳一間の部屋には男の人の部屋だなって感じのシンプルなつくりで、

落ち着いた。

一つしかない座椅子に座らせてくれて買ってきたものを色々と広げた。

先に用意してくれていた飲み物の中にはいつも私が飲んでる缶コーヒーがあって些細なことでも嬉しかった。

オードブルのものを食べながら自分の作ってきたものを一緒に食べようよって言われてそれもつまんだ。

一緒にやりたい!って言ってたゲームも買ってくれてあって、それをダウンロード中にジブリとディズニーの撮り溜めてくれてあった映画を一緒に観た。

私の作ってきたものも食べてくれて美味しい美味しいって喜んでくれた。

煮物がお母さんの味に似てるらしくてよっしゃー!って思った。

ケーキもキッチンから出してくれて彼は甘いの苦手だからってカットケーキだったけど2種類ともチョコケーキとチーズケーキと私が好きな2つも用意してくれてあった。

「これだけだと思ったでしょ!」って言って天袋の上から大きな袋を取り出してきた。

中を見たら大きなペンペンぬいぐるみが入っててぬいぐるみかーい!って思いながらわりと嬉しかった。笑

大きいぬいぐるみを抱えてまたケーキを食べようとしたら「ペンペン邪魔になっちゃうからこっちしまっとこっか」ってしまってくれた。

いつも彼が餌付けしてる猫のミーちゃんが訪ねてきた。

近づいて彼と一緒に餌をあげた。

彼との距離が近くて近くて内心ミーちゃんどころじゃなかった。笑

ダウンロードし終わったゲームもやって、途中でバイオハザードもやった。

最初は私にやらせてくれてたけど、途中で交代して彼に渡して画面を観てたらウトウトしちゃってベッドに寝かせてもらった。

「夜遅くにご飯作ってくれたから疲れちゃったんだね、ベッドで寝てていいよ。」って言ってくれてもう遠慮せず速攻寝た。

少し仮眠して目が覚めたら、彼はまだゲームをやっててそれをボケーっと観てたらつまんないよね。って止めてくれて遊べそうなスポットを探そうとしてくれて結局どこも自粛でダメだった。その間もベッドにも座ろうとせずそのまま床に座ってたから添い寝してくれるようにお願いして一緒に寝てもらった。

彼の側で寝るのがすっごい落ち着いて安心した。

そのまま腕枕してくれて色んな話を話をした。

彼がまたしまってあったペンペンぬいぐるみを出してきて2人でペンペンでお互いをツンツンしたりじゃれてキャッキャして遊んだ。

そのまま微睡んでたらすぐにもう夜になっちゃって20時ごろにお家を出て雨だからって途中まで送ってくれた。

手を繋いでって言ったら恋人繋ぎをしてくれた。

手ちっちゃいね、元彼にも言われた?とか聞かれたからうんっつって正直に答えたらちょっと不機嫌になってた。

(じゃあなんで聞いたん。笑)って思ったけど。笑

ここまでくればわかる!一人で帰れる!ってところまで一緒についてきてくれた。

お家に着く頃にまた彼からLINEが届いてて、ミーちゃんの動画を送ってくれでまたその子の話をした。



すっごいすっごい幸せだった。

至福のお誕生日だった。

またいきたいと思った。