M田の日記

M田の日常と1/3の純情な感情を綴る日記

『タイムリミット』




胸がいたい。


君を想うと胸がいたい。



好きで、好きで、心臓が、呼吸が、

苦しい。


眉間に皺が寄るほどに。

切ない、苦しい。




君の全てを知ってるわけでもないのに

何故こんなにも大切に思ってしまうんだろう。



愛おしい。

愛でたくなる。



君は隠してるつもりでも、

やっぱり君を好きな私としては気付いてしまうんだ。



何が君の自信を奪ってしまうのだろう。

何が君の心を殻に閉じこめたのだろう。





何だっていいんだよ。

君はそのままでいい。



そのままを私は愛せるから。


そのままでいい。

泣いたっていい。


めげたっていいんだよ。




また次に這い上がる為に

一度低くしゃがんでから勢いをつけてバーっと飛び出す鳥のように

今は飛び立つ前だから。




しゃがんで小さくなって、

縮こまって、意固地になって、

よろけたって、挫けたって構わない。



いつかはそれだって大切なプロセスになる。




それから準備が整ったら、

また飛び立てばいい。




ゆっくりと、君のペースで。

ゆっくりと、確かな歩幅で。




時に後退したって、それでも前へ進めるんだ。

やめなければいい。

歩くのをやめなければいい。



一歩を踏み出せないなら、

その踏み出そうとする気持ちだけだっていい。




もう君の近くで、

見ていられなくなるけど


もう君の姿を、

側で感じられなくなるけど



朝のひと時は、

なくなってしまうけど




君がいないなんて、

考えられないけど




辛いな、泣いちゃうな。




その日が来たら

私…どうなっちゃうんだろう。





離れていった君を想って泣くのだろうか、

もうそこにない君の姿を探すのだろうか、

残像を目蓋の裏に貼り付けるのだろうか、





そんなことはどうでもいい。


そんなことはどうでもいいから



君が新天地で、

楽しく過ごせますように。




君が少しでも、

幸せでいられますように。



祈るしかできなくてもどかしい。


もどかしいけど。





イムリミットが来てしまった。

とうとうタイムリミットが来てしまった。



いつか“その日”は来ると思ってたけど


 

自分の想定外の思いつきの動きによって

きっと歯車は“その日”から傾いて早まってしまったのだ。





イムリミットはもう僅か。